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彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし)
1946年、東京都生まれ。現代美術家。多摩美術大学油彩科中退。独自に開発した「言語判定法」を駆使した芸術分析を行ない、その領域は、美術、音楽、文学、味覚、人相など多岐に及ぶ。日本ラカン協会会員。元立教大学大学院特任教授。有限会社気体分子ギャラリー代表取締役社長。

個展
2025 「彦坂尚嘉個展『三層の美術・・・イベント・絵画の死・生成AIの絵画」Contemporary Tokyo、東京
2024 「彦坂 naoyoshi ゾンビ芸術と美女絵画展」永井画廊、東京
2024 「彦坂尚嘉「PWP: Practice by Wood Painting」MISA SHIN GALLERY、東京
2020 「『本歌取り新古今和歌集』&『孫たちの名画遊び』の2本立て上映」カスヤの森現代美術館、横須賀市
2007 「彦坂尚嘉個展」ソフトマシーン美術館、香川県
1985 「個展」村松画廊、東京
1979 「ウッドペインティングによるプラクティス」ギャラリー16、京都
1979 「ウッドペインティングによるプラクティス」村松画廊、東京
1979 「ウッドペインティングによるプラクティス」ギャラリーU、愛知
1977 「ウッドペインティングによるプラクティス」田村画廊、東京
1977 「史律におけるプラクティス/五一音におけるプラクティス」村松画廊、東京
1976 「アップライトシー」ギャラリーU、愛知
1976 「五一音によるプラクティス」村松画廊、東京
1975 「五一音によるプラクティス」村松画廊、東京
1973 「アップライトシー」ときわ画廊、東京
1972 大音楽会「ホワイトアンソロジー」ルナミ画廊、東京
1972 「アップライトシー」京都書院ホール、京都
1972 「フロアイベント/デリバリーイベント」ギャラリー16、京都
1972 大音楽会「駒場アンソロジー」邦千谷舞踊研究所、東京
1971 「フロアイベント」世田谷の自宅、床にラテックスを流すイベント

グループ展
2024 「70年代再考」ギャラリー16、京都
2023 「第21回NAU21世紀美術連立展」招待作家、国立新美術館
2022 「第20回NAU21世紀美術連立展」招待作家、国立新美術館
2017 「切断芸術運動というシミュレーション・アート展」第6回 都美セレクション グループ展、東京都美術館
2013 「あいちトリエンナーレ2013」名古屋市美術館
2008 「こんぴらアート2008」琴平町、高松市
2007 「リスボン建築トリエンナーレ」ポルトガル
2005 「リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」リュブリアナ美術館、スベロニア
2001 「センチュリー・シティ展」テート・モダン、ロンドン
2000〜2009 「第1回〜4回越後妻有トリエンナーレ」新潟県
1999 「グローバル・コンセプチュアリズム展」クイーンズ美術館、ニューヨーク
1992 「1970年代日本の前衛」ボローニャ近代美術館、イタリア
1989 「ユーロパリア・ジャパン」ゲント美術館、ベルギー
1989 「日本現代版画展」文建画廊、台北
1988 「オリンピアード・オブ・アート」韓国現代美術館、ソウル
1987 「第19回サンパウロ国際ビエンナーレ」ブラジル
1986 「シンガポール芸術祭」シンガポール国立博物館
1986 「ソウル・アジア現代美術展」韓国現代美術館
1985 「第二回アジア美術展」福岡市美術館
1985 「木--絵画と彫刻のあいだ」北海道立旭川美術館
1985 「’85 涸沼・土の光景展」 涸沼宮前荘敷地/茨城
1984*「仮想モニュメント展《ビジョン・ドリーム・イメージ一九八五」かねこ・あーとギャラリー、東京
1984 「遊びのコレクション」ギャラリー上田、東京
1984 「グレースケール」(オーガナイズ)ギャラリー手、東京
1984 「第三回ヒューマンドキュメンツ」東京画廊、東京
1984 「アートガーデン1」スパイラルガーデン、東京
1984 「現代絵画の二〇年」群馬県立近代美術館
1984 「木と紙・自然との対話」岐阜県立美術館
1983 「現代美術における写真」東京国立近代美術館
1983 「七〇年代中葉期の転換点より一〇年」ギャラリー手、東京
1983 「今、アート最前線」伊勢丹美術館、東京
1983 「現代美術における写真」東京国立近代美術館/京都国立近代美術館
1983 「日本現代美術展」クンストハーレ・デュッセルドルフ、西ドイツ
1982 「彦坂尚嘉・川俣正・北山善夫小品展」ギャラリー白、大阪
1982 「WOOD AND PAPER WORKS 82」ギャラリー上田 ウエダハウス、東京
1982 「Aer and / or Craft」MROホール、金沢
1982 「日本現代美術の展望-油絵」富山県立近代美術館
1982 「第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ」イタリア
1981 「日本現代美術展」韓国国立現代美術館、ソウル
1981 「富山国際現代美術展」富山県立近代美術館
1979 「art today 木との対話展」西部美術館
1978 「原型と現象」(ネーミングとコンセプトとオーガナイズ)村松画廊
1978 「TOKYO GEIJUSU 4」村松画廊、東京
1977 「TOKYO GEIJUSU 4」(ネーミングとオーガナイズ)田村画廊=秋山画廊、東京
1977 「チョバムアーマー(複合装甲)」(ネーミングとオーガナイズ)サトウ画廊、東京
1976 「京都ビエンナーレ・七名の評論家による現代作家」京都市美術館
1975 「第9回パリ青年ビエンナーレ」(フロアイベント、デリバリーイベント)パリ市立美術館
1975 「Affair and practice」現代芸術センター、東京
1974 「第二次美共闘REVOLUTION委員会」(ネーミングとコンセプトとオーガナイズ)現象学的還元の実践として一年間の作品の制作発表の中止
1973 「〈実務〉と〈実施〉12人展(Affair and practice)」(ネーミングとコンセプトとオーガナイズ)ピナール画廊、東京
1973 「アフェクト・グリーン ミート フロアイベント」(ネーミングとコンセプトとオーガナイズ)田村画廊、東京
1973 「京都ビエンナーレ 集団による美術」(五人組写真集編集委員会+5)京都市美術館
1973 「京都アンデパンダン展」京都市美術館
1973 「プリンティング・マシーン」(ネーミングとコンセプトとオーガナイズ、第二次美共闘REVOLUTION委員会)田村画廊、東京
1973 「Affair and practice」現代芸術センター、東京
1972 「五人組孔版画展 REVOLUTION」村松画廊、東京
1972 「十六人 STATEMENT」ギャラリー16、京都/邦千谷舞踊研究所、東京
1972 BOOK「五人組孔版画展 REVOLUTION」ギャラリー16、京
1972 「第5回現代の造形 映像表現72」京都市美術館
1972 「カタストロフィー・アート」サン・フェテレ画廊、ミラノ/ピナール画廊、東京
1972 「部分展」信濃橋画廊、大阪
1971 「第一次美共闘REVOLUTION委員会」美術館・画廊を使わない美術展(彦坂は自宅でフロアイベントを実施)

その他活動
2008~2013 立教大学大学院文学研究科・比較文明学専攻特任教授
1978〜1983 Bゼミスクール講師
1982〜1983 文化庁在外研修員としてフィラデルフィア大学院グラデュエイトスクール・オブ・ファインアーツに特別生として留学。
1969 美術家共闘会議(美共闘 BIKYOTO)結成に参加。

パブリックコレクション
豊田市美術館、千葉市美術館、国立国際美術館、東京都現代美術館、富山県立近代美術館、世田谷美術館、北海道立旭川美術館、広島市現代美術館、高松市美術館、高知県立美術館、何必館・京都現代美術館、岐阜県美術館、神奈川県立近代美術館、町田市立国際版画美術館、和歌山県立近代美術館、いわき市立美術館、ソフトマシーン美術館、オーストラリア国立クイーンズランド・アートギャラリー、ゲッティ・リサーチ・インスティテュート、ヒューストン美術館ライブラリー、日立市新都市広場、アクトシティ浜松・コンサートホール、ラフレさいたま(旧郵政省簡易保険会館)、立川ホテル、ホテル西洋、シュルンベルジ相模原工場、伏見樹脂工場、専修大学、M+(香港)

受賞歴
2005年 兵庫美術館国際絵画コンペティション優秀賞受賞
1998年 美共闘結成30周年記念の写真展「AIR」をオーガナイズ(宮本隆司、堀浩哉、石内都、彦坂尚嘉による)、これにより「写真の会賞」受賞。

主な著書
単著
『反覆/新興芸術の位相』新装復刻増補版(アルファベータブックス、2016)
『彦坂尚嘉のエクリチュール』(三和書籍、2008年)
『INTERSECTION 現代美術のノワール/彦坂尚嘉、1972年の3つのイベント』(ギャラリー16、2007年)
版画詩集『死に対抗する力』(ギャラリーKURANUKI、1991年)
『反覆/新興芸術の位相』(田畑書店、1974)

版画集
『メランコリア』(岡部版画工房、1994年)
『反復と変容』(岡部版画工房、1992年)
『その日の夏』(エディションワークス、1990年)
『ハーフモダニズム』(ギャラリー手、1989年)
『大洪水の物語と記録』(岡部版画工房、1989年)

共著
『3・11万葉集 復活の塔』(彩流社、2012年)
『メディアと精神科医』(批評社、2005年)
『リノベーションの現場』(彰国社、2005年)

作品カタログ
『ソフトマシーンコレクション彦坂尚嘉作品集』( ソフトマシーン美術館 2007年)
『彦坂尚嘉1990 ASIA』(ギャラリー手、東京画廊)
『彦坂尚嘉版画集』(ヒルサイド・ギャラリー)